備忘録

趣味に生きるオタクの備忘録

初めてポタアンを買った話

Amazon Prime Dayがありましたね。例年通りスルーしようかと思っていましたが...

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PHA-1A
チョロいですね。自分()

いやぁ安いんだもん。SONY PHA-1A
4年落ちとはいっても確実にWalkman対応のポタアン、しかも2万切らなかった奴がこの値段なんですものポチってしまった状態。
というわけで人生初のポタアンを買ってしまった次第。同じシリーズのバランス対応機PHA-2Aも半額近かったみたいですね。
※自分は根っからSONY派。ハイレゾって何?みたいな人です。

電車で外出するときには、NW-A55+WH-1000XM3を使っていたり、PCにはPC100USB | FOSTEX(フォステクス)MDR-CD900ST+3.5mm変換をぶっ刺して使ってます。
あとは、その他3~5000円のカナル型イヤホンが数本転がってるのを気分次第で使いまわし。本体はA55なので、これ以上を求めようとするとZX300辺りを選ぶ必要が出てくるわけですが、あれ6万近くするんですよね。ちょっとキビしい。

話を戻して、CD900STでPCで聞くときにFosterのアレじゃ流石にパワー不足みたいな感じになるんですよね。かといって、A55にCD900STを刺しても似たような状態。ともかく音量が取れないのは仕方がないとはいっても、少しドライブできていない感じがする(気がしていた)のも事実なのでした。
ちゃんとしたアンプ買えよという話になるわけですが、それなら今の家から防音がマシな部屋に引っ越してスピーカーそろえたほうが・・・なんて思っているところ


前置きが長くなりましたが、こういう経緯でポチり無事に届いて開けたので簡単にレビュー。

箱はSONYあるあるなデザインですね。表はシンプルで、裏にびっしり文字説明が書いてある奴です。
自分は開封は下からやりました。上側から開けると固くて破っちゃいそうな感じでした。
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中身の黒箱を開くと本体が埋まっています。さらにフタを開けるとケーブル類や説明書類が入っています。
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光沢は無いザラザラに見えますが、質感はサラサラした金属って感じです。
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端子部にはmicroUSBが2本、USB-Aが1本。Walkmanを使う場合、付属のmicroUSB-WMPort変換ケーブルを使って、画像左側のmicroUSB端子に接続します。
microUSB端子のヨコにある四角い穴は、特に何の通信もするわけではなくコネクタ部の安定性を担保する役割のようです。


つまること、Walkmanを使った状態の使用形態はこんな具合となるわけです。
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PCに普通につなぐようのUSB-AのWMPortのケーブルを繋いでも、残念ながら反応はしませんでした。
となると、このmicroUSB-WMPort変換ケーブルを紛失したり断線なりしてしまうと、少し厄介なことになりますね。

少しWebで調べると、最初にバランス機として挙げたPHA-2A用のケーブル「1-849-288-11」SONYの補修部品扱いでとれるみたいです。しかもこれ、上の画像みたいなストレートタイプじゃなくてL字のタイプで取りまわしが大変好さそうです。
PHA-1A/2Aともに本体がすでに生産終了なので、念のためにもケーブルは先にポチっておくといいかもしれません・・・

→コールさん(19/07/17現在)
部品 ソニー PHA-2A付属 ウォークマン用デジタルケーブル | 中四国最大級のソニー専門店"ソニー&シアターのお店 コールオンラインショップ"商品レビュー、販売。

→ヨドバシ
https://www.yodobashi.com/product/100000001003433819/
で買えます。

ちなみに私も購入しました(まだ届いてません)


さて、繋いだそのままの状態ではこんな感じ。Walkmanの画面に音量表示が出ていて、出力もNW側です。
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ここから、PHA-1A側のツマミを回してPOWERオンすると、Walkman側の音量表示が消えてアンプ側に制御が委ねられます。
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なるほどなぁ、、、って感じです。NW側で設定することは特にありません。再生するだけでした。
聞くのはサントラやふるいJ-POP、アニソンあたり。


気になる使用感や音質についてですが、
ただ、アンプの電源投入直後に再生すると時々再生開始が追っつかない?のか頭切れになることがありました。実使用上気になった点はこれくらい。

とにかく良かったのは、CD900STで音量が取れるようになったコト。A55に直刺しだと、曲にもよりますが70くらいまで音量上げないとロクに聞けないこともあったので、これはかなり嬉しかったポイント。ハイレゾが聞き分けられないようなシロートなので、音質についての細かい言及はしませんが、いわゆる「音の厚み」的なのが厚くなったように聞こえます。キックの低音なんかも、A55比較でちゃんとドライブされて鳴っている感じがして心地よいです。出力に余裕があるので、無理に音量を上げて薄っぺらく聞こえるような感じが減った、というとわかりやすいかもしれません。上に書いた3~5000円クラスの安めのイヤホンを繋いだ時も、個性がクッキリと出るようになりアンプの重要さを再認識。

個人的には、ピアノの生音が艶っぽく聞こえて大変好みのサウンドで満足してます。

同時に、NW-A55直刺しでもかなりいい線行っていることも再認識。昔はNW-A16を使っていましたが、A55に入れ替えたときに「ちゃんと鳴る!」と思った記憶の再来に近いです。個人的には十分満足な買い物でした。


おそらく、これ以上となると今はやりのバランス接続~リケーブルあたりをやることになるんでしょうが、10万オーバーの世界にはチョット・・・
(沼が待っている)


おまけ
PCにmicroUSBケーブルで接続すると、ちゃんとオーディオデバイスとして認識されます。
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これも一つの狙いだったり。PC100USBとは低音の質感がまるで違い、ちゃんと厚みのある音が出ます。何となくNW-A55から出した音の方がノイズレスな(気が)します。
やっぱり、余裕のある元気な音が良いですね!