備忘録

趣味に生きるオタクの備忘録

Amatsukaze + QSVenc + Intel arc A750 (AV1エンコおためし編)

エンコ設定は一番下です。

まえおき

IntelディスクリートなグラボAシリーズが出てからもう1年近く経ったんですね。
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手元の構成は完全にNVIDIA一色でして、Gigabyte/ASUSの普通のRTX 3060 Ti x2本と土壇場で安く購入できたMSIのRTX 3080 12Gbyte版 x1本です。

自分は激重なゲームもそんなにやる訳ではなく、一番重いのは原神の最高画質を4Kでやるくらい。しかも60FPS上限かつ3080だと半分ちょっと位で回せているみたいなので十分。その他の用途としては、AmatsukazeによるRTX 3060/3080を用いたNVencを走らせるくらいでした。


Radeon 6000番台はスルー、Geforce 4000番台は値段や12V HPWRやら、先立つものがなくスルーということでグラボはしばらく動かさないかなぁと思っていたのですが・・・
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※今年2月の話です
ちょっとこういう特価が出てくると弱い()
A750の3D性能自体にはあまり興味はなくて、FEでコレクション性があるとか、そういった感じで興味を惹かれただけでした。

それから半年後・・・
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クロシコからまさかのA750発売。台湾のメーカーのOEMっぽい ですが、円安やらあらゆる物の高騰が叫ばれる中でこの価格で未知のIntel arcが手に入るならラッキー。

玄人志向 AR-A750D6-E8GB/DF

発売日の0時にネット通販での戦争を勝ち抜き(ワンズさんありがとう)無事に届いたのでありました。

ガワはシンプルな2ファングラボですね。なお、値段もあり各種DPスロットやPCI-E端子のカバー類は一切付属しませんでした。

サクっと組み込みを実施。今回は、サブの割に3060Tiより補助電源が多いとして押し込んでいるので、ちょっと窮屈です。メインで見えているASUSのグラボはTUF-RTX3060TI-O8G-V2-GAMING。両方を全開で回さないので、850W電源でも十分(なハズ)です。
*1

今回の環境

HW

CPU:Intel Core i7 12700, PL2のみ無制限
CPU cooler : Deepcool AS500
M/B:AsRock H670 Steel Legend
Memory : CFD W4U3200CS-16G 16Gbytex2=32Gbyte, CL-tRCD-tRP-tRAS=22-22-22-74
SSD#0:CFD Gaming CSSD-M2B5GPG3VND
SSD#1:Micron Crusian CT500MX500SSD1 (AMT Temporary)
VGA#0:ASUS TUF-RTX3060TI-O8G-V2-GAMING
VGA#1 : 玄人志向 AR-A750D6-E8GB/DF 

OS

エディション Windows 11 Home
バージョン 22H2
OS ビルド 22621.2134
エクスペリエンス Windows Feature Experience Pack 1000.22659.1000.0

SW

Intel arc Driver : 31.0.101.4669
QSVenc : QSVEncC (x64) 7.48 (r3115)
Amatsukaze : 改造版 0.9.4.4

QSVencでハマったこと

A750の3D性能やらには期待していなかったのでQSVだけ試しています。
とりあえずAmatsukazeのエンコーダをNVencからQSVに変えてみたくなって、ハマった点をメモしてみました。
各々のPCの環境要因で色々と別な問題があると思いますので、QSVenc作者rigaya様のリポジトリを参照すると解決しそうです。

とても素晴らしいマニュアル・ドキュメントの整備があり役立ちました。ありがとうございます。

    • QSVencに設定できるオプション類:

https://github.com/rigaya/QSVEnc/blob/master/QSVEncC_Options.ja.md

    • QSVenc対応機能マトリクス:Codec: AV1 FFのところを見るです。

https://github.com/rigaya/QSVEnc/blob/master/GPUFeatures/QSVEnc_DG2_Arc_A380_Win.txt

1. QSVencが別なGPUを選択してしまう

エンコーダ追加オプションに、次だけ投入したときに遭遇。

--codec av1

出てくるエラーはこんな感じ。

GPU #1 (Intel Arc A750 Graphics) does not support AV1 interlaced encoding.
GPU #2 (Intel UHD Graphics 770) does not support AV1 encoding.
Failed to initialize encode session. : undeveloped feature.
AMT [error] Exception thrown at ProcessThread.hpp:233
Message: failed to write to stdin pipe
QSVEncC.exe finished with error!
AMT [error] Exception thrown at ProcessThread.hpp:93
Message: DataPumpThread error
AMT [error] ↓↓↓↓↓↓エンコーダ最後の出力↓↓↓↓↓↓
AMT [error] GPU #2 (Intel UHD Graphics 770) does not support AV1 encoding.
AMT [error] 
AMT [error] Failed to initialize encode session. : undeveloped feature.
AMT [error] 
AMT [error] 
AMT [error] QSVEncC.exe finished with error!
AMT [error] ↑↑↑↑↑↑エンコーダ最後の出力↑↑↑↑↑↑
AMT [error] Exception thrown at Encoder.hpp:134
Message: エンコーダ終了コード: 0xfffffffd

追加オプションに何も指定しない場合、GPUバイスはautoで選択されるようです。今回はどうもA750でAV1のインタレ保持を試そうとしてNG、Intel CPUの内蔵グラフィック(Intel UHD Graphics)に自動で落ちてAV1が非対応でNGになったようです。(autoっぽい挙動)
まず、今回使いたいGPUはA750なので固定化をしたいですので、ディスクリート側が選択されるように変更します。*2
コマンドラインからQSVencにオプションをつけて実行することで、QSVencが認識しているデバイス番号が取得できます。

QSVEncC_7.48_x64>QSVEncC64.exe --check-device
Device #1: Intel Arc A750 Graphics
Device #2: Intel UHD Graphics 770

自分の環境では、#1でした。ということで、エンコーダ追加オプションに 1 を追記します。

2. QSVencのオプション追加(FFモード指定)

エンコーダ追加オプションに、次だけ投入したときに遭遇。
※上記デバイス指定が正しくA750にデフォルト選択されていれば、codec指定のみで顕現します

--codec av1 --device 1

出てくるエラーはこんな感じ。

PG is not supported on this platform, switched to FF mode.
Interlaced encoding is not supported on current rate control mode.
AMT [error] Exception thrown at ProcessThread.hpp:233
Message: failed to write to stdin pipe
AMT [error] Exception thrown at ProcessThread.hpp:93
Message: DataPumpThread error
QSVEncC.exe finished with error!
AMT [error] ↓↓↓↓↓↓エンコーダ最後の出力↓↓↓↓↓↓
AMT [error] --------------------------------------------------------------------------------
AMT [error] PG is not supported on this platform, switched to FF mode.
AMT [error] Interlaced encoding is not supported on current rate control mode.
AMT [error] 
AMT [error] 
AMT [error] QSVEncC.exe finished with error!
AMT [error] ↑↑↑↑↑↑エンコーダ最後の出力↑↑↑↑↑↑
AMT [error] Exception thrown at Encoder.hpp:134
Message: エンコーダ終了コード: 0xfffffff1

PG/FFって何のことかと思い調べましたらPG=Processor Graphics、FF=Fixed Funcを指すようです。*3
先程と同様にコマンドラインからQSVencにおけるA750の対応機能を調べると、確かにAV1 FFのみあります。

QSVEncC_7.48_x64>QSVEncC64.exe --check-hw --device 1
Success: QuickSyncVideo (hw encoding) available
Supported Encode Codecs for device 1:
H.264/AVC FF
H.265/HEVC FF
VP9 FF
AV1 FF

おまけ:
内蔵グラフィックス(Intel UHD Graphics 770)では、PGモードもサポートしているようです。AV1の対応がなく、MPEG2が残っていますね。

QSVEncC_7.48_x64>QSVEncC64.exe --check-hw --device 2
Success: QuickSyncVideo (hw encoding) available
Supported Encode Codecs for device 2:
H.264/AVC PG
H.264/AVC FF
H.265/HEVC PG
H.265/HEVC FF
MPEG2 PG
MPEG2 FF
VP9 FF
3. 続:QSVencのオプション追加(インタレ解除)

ということでFFモードでA750回らないかなと思いましたが、これでも変わらず。

--codec av1 --device 1 --fixed-func

一方、PG/FFに関するメッセージは出なくなりました。ということで問題は1つ解決したようです。

Interlaced encoding is not supported on current rate control mode.
AMT [error] Exception thrown at ProcessThread.hpp:233
Message: failed to write to stdin pipe
AMT [error] Exception thrown at ProcessThread.hpp:93
Message: DataPumpThread error
QSVEncC.exe finished with error!
AMT [error] ↓↓↓↓↓↓エンコーダ最後の出力↓↓↓↓↓↓
AMT [error] E:/Amatsukaze_experiment/encode_temp/amt15597276/v0-0-0-main.raw
AMT [error] --------------------------------------------------------------------------------
AMT [error] Interlaced encoding is not supported on current rate control mode.
AMT [error] 
AMT [error] 
AMT [error] QSVEncC.exe finished with error!
AMT [error] ↑↑↑↑↑↑エンコーダ最後の出力↑↑↑↑↑↑
AMT [error] Exception thrown at Encoder.hpp:134
Message: エンコーダ終了コード: 0xfffffff1

インタレに関するErrorが出ているみたいなのですが、AV1がエンコード先なので特にインタレ保持をする理由はありません&A750でのインタレ保持は不可っぽいです。Amatsukazeに読み込むMPEG2のデータは基本60iのデータでしょうから、どうもインタレ保持になっている気がした(ちょっと推測込み)ので、オプションのインタレ解除を投入してみました。

とりあえずAV1エンコが回る設定

バイス指定+FF指定+インタレ解除 までをオプションに投げ込んだところで、とりあえずQSVencによるエンコードがAmatsukazeで走りました。パチパチ。
いわゆる初期状態としてここから色々とお好みの設定をかけていく感じになると思います。以下の実験では、HWデコーダの指定類は全てデフォルト、またフィルタも全てかけていない素の状態で確認しています。

エンコーダ追加オプション
--codec av1 --device 1 --fixed-func --vpp-deinterlace bob

なお、インタレ解除のbob(60i->60p)はnormal (60i->30p)でもOKでした。

AV1エンコーディングの際の速度 / GPU使用率 / 電力(GPU-Z読み)はこんな感じ。
なお、インタレ解除はbobなので速度は60fps動画基準で見ていいかなと思います(要審議)。

エンコ速度

終始370~400fpsを行ったり来たりでした。

GPU使用率(タスクマネージャ)

3Dが30%前後、Video Processingが70%前後で推移。

電力(GPU-Z)

ざっくり65W前後。補助電源が2本あるのでヒヤヒヤでしたが、この使い方なら大丈夫そうですね。

画質等については様々な見方があるので、言及は避けますが主観で見る限り非常に綺麗でした。ただし、思ったよりも出力サイズ&ビットレートが大きかったためデフォルトから設定を変える余地はありそうです。
出力Quality関係のパラメタの指定を始めると出力サイズとの兼ね合いになるので、こちらはこれから要研究です。

落ち着いた設定

なお、vpp-deinterlaceでインタレ解除するよりも、vpp-afsでインタレ解除する方が色々な設定ができて良さそうです。
こちらは好みによると思いますが、少なくとも次のエンコーダ追加オプションでAV1エンコードが完走することまでは確認済です。

--codec av1 --device 1 --fixed-func --vpp-afs preset=anime --icq 23

何回か試した感じ、vpp-afsのフィルタが入るとややGPU処理率が上がるようです。

QSVenc/Amatsukazeはじめとしたソフト類が開発整備されており、新しい機能も試しやすくなりました。感謝です。
ただし、Intel arc自体今のところ万人向けって感じでもなく、用途は選ぶやもしれません。AV1のハードウェアエンコード目的なら、A380含めてなくはない、かも。

*1:自分の環境では対応マザー等の制約によりPCI-Eのリンクは4.0 x4となりますので、x16の性能にはなりません。

*2:そもそも論内蔵グラフィックスを使わないなら、BIOSで内蔵GPUを無効化するのも手ですね。

*3:この辺を参照image.itmedia.co.jp

Keychron K8を買った

タイトルの通りです。Keyboardを新調しました。

カチカチ系が好きだったので、もともとはHPの激安青軸を使っていたのですが・・・

  • 最近近くの電気屋さんにGamingコーナーができて、赤軸も悪くなさそうと思った
  • 会社で使っているKeyboardがテンキーレスで、どうにも家との差があった
  • 激安青軸のKeytopがハゲてきた

のでひと思いに乗り換えです。

今回購入したK8は代理店版で、型番はK8-91-RGB-Red-JPになるようです。arkさんの決算セールで、16,940円からの6,460円引きで、10,480円で購入できました。代理店版じゃない個人輸入だと、セールでこのくらいの値段で購入できることもあるそうです。


購入直後は、KeyレイアウトがMac向け(物理)になっているので、付属の工具でKeyをWindows向けに変えてあります。それとEscキーもグレーに戻しました。
デフォルトで光りますが、fn+〇(一番右上の電球マーク)を押下すると消灯できます。光らせても、RGBで色々な光らせ方ができるので、視覚的にもよいです。光らせなくてもKeytopの文字の視認性は悪くなさそうに感じました。

光ってないときはこんな感じです。

サイド端子。

赤軸(Gateronですね)

簡単な感想まとめです。

  • テンキーレスが良い(場所を取らない)
  • 押圧はとても軽くて押しやすくなった。静音性は青軸と比べて当たりに良いが、とても静かというわけではない
  • USB-C端子であり、端子操作系が左側面に集約されているのでKeyboardの有線との取り回し都合を考えなくてよくなった

→ ただし、奥面から端子が出ている方がいいレイアウトの人もいるかもしれない

  • 総じて重厚なつくり(実際、重い)ので安定感が段違いによい
  • Bluetoothは現状ほとんど使ってないので、未評価

ということで、お気に入りとなりました。。。どの製品に限ったハナシでもありませんが、あとは壊れない/壊れにくい といいんだけどなぁ・・・

W4U3200CS-16G

2019年も始まったくらいの頃に、Ryzen 7 2700なPCを組んでいましたね。
hu2mmc.hatenablog.com

あれから3年くらいたちまして、そろそろ新しいPCが欲しいところ。
ということで実は数か月前に出たてのCore i7 12700(無印)+H670 Steel Legendsで一台PCを組んでいたのでした。


VGAの価格帯も落ち着いてきて、10万程度で見つけられたRTX 3080 12GBをちょっと奮発して投入。これでRyzen機同様に3年は戦えるでしょう。
NvMe SSDももちろんGen4のをチョイス。実は2022年頭にアキバの正月セールを彷徨っているときに確保しているので、半年近く漬けていた・・・参考までに、クーラーはDeep Cool AS500を投入。ケースはAntec P10 FLUXです。

空冷で組める限度?に近いハイエンド構成になったかと思います。
なお、P10のファンコン(思ったよりもゴミだったので)は基板ごと取り払って全部M/BのFANコネクタで運用中。

CPU組み込み

全体像

BIOS

CPU:Intel Core i7 12700
M/B:AsRock H670 Steel Legend
VGAMSI GeForce RTX 3080 VENTUS 3X PLUS 12G OC LHR
SSD#0:CFD Gaming CSSD-M2B5GPG3VND

Win11も安定稼働、十分メインで戦える感じに仕上がっていましたが、唯一旧Ryzen PCから流用しているパーツがありました。
→DRAMメモリです。
部品調達時に完全に忘れており、CFD-CrucialのDDR4-2666 8GBx2を(W4U2666CM)流用していたのでした。
それ以来色々と忙しく手を付けられていなかったのですが、CFD Standardがどうやら改められる ということで気になったので買ってみた次第です。

長かったですが、今回発注したのはW4U3200CS-16G。16Gbyteのメモリが2枚で、トータル32GbyteのDDR4-3200 KITです。
おそらくDDR5移行前への最後の購入でしょうね。2666メモリは何枚も余ってますし・・・

パッケージ

気になるのはDRAMベンダです。
型番的には前作W4U2666CMはMicronでしたが、W4U3200CSは・・・SamsungかSK Hynixだろう?と思うわけです。しかし実際のチップには"CFD"と刻印されているのみ ...起動しないとわかりませんね。

というところで取り付け実施/BIOS読みした結果がこちら

まさかの未表示16Gbyte。

やむをえませんので、起動後にThaiphoon Burnerで確認しました。

というわけで、今作StandardはSamsungでした。
これ、DDR4は末期とはいえ3200native品ですし割とオトクでいいかも?ですね。ベンチも何もないですが、こんなところで。

WD80EAZZ

半年くらい前に、こんな記事を書きました。
hu2mmc.hatenablog.com

あれからというもの、結局安価でCMRの6TB以上のHDDは出てこない状況で、最後の砦であったWD40EZRZも4月末に値段が急上昇。CMRの安いHDDはHDDガチャのWD Elements Desktopだけ・・・という状況になりかけていました。

しかし、2021年も終わろうとしているこの時期、転機は急に訪れました。

WD80EAZZの登場です。CMRで8TB、しかもBlue、値段は15k以下。Specだけ見ればSeagateの8TB SMR品は相手になりません。
この一報が出たのは2021年11月19日。Tsukumoで発注可能となったのは2021年11月20日の話で、即ポチりました。なお、未だ価格.comAmazon扱いは無い模様。。。

今回はこのHDDの速報的素性を見ていきたいと思います。

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フリーのUML/SYSMLモデリングツール

ソフト開発とかそれっぽいことをしていると、UML(Unified Model Language)とかそれを拡張?したSYSMLを使うことがある。このモデリングのお作法に慣れてしまうと、普段の生活でも困ったことがあったらモデル化して冷静に考えたくなるものである(1*)。


有償ツールとしてはastah*とか、Enterprise Architect、それにRhapsody辺りが存在するわけだが、到底個人で使えるシロモノじゃない。
MATLABとかMathematicaを個人利用するようなもんだと思います。OfficeだとしてもVisio位が個人で使う限度ですよね。。。)

というわけで、フリーのUML/SYSMLがモデリングできるツールを少しggってみた。

まずはWikipedia

実はWikipediaには「フリーのUMLツール」なるとっても便利なカテゴリがあった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BCUML%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB

以下の3つが現状Projectとして動いているみたい。

Eclipse (統合開発環境)

恥ずかしながらEclpisceにUMLの拡張があることを知らなかった・・・
Papyrus」っていう名前のProjectとして動いているみたい。
下記2つよりも、絵面だけ観ると実用っぽいですね。
[ttps://www.eclipse.org/papyrus/]


NetBeans

NetbeansというIDEの拡張みたい。UMLをグラフィカルにかけるプラグインがあるっぽい。
ググったら下記のページを見つけた。

[ttps://www.visual-paradigm.com/tutorials/modelinginnetbeans.jsp]

PlantUML

テキストベースでUML図を作る言語みたい。ツールというか、言語そのもの?


・・・Papyrusを試してみようかな?
f:id:hu2mmc:20210604000031p:plain


どうやらRCP2020-12を試すには、Java 11以上が必要な見たい。
OpenJDKでいいかな?と思ったので、
[ttp://jdk.java.net/java-se-ri/11:title]
ここからJDKをDLして、Papyrusの中にjreとしておいてみた。起動はするみたい。・・
f:id:hu2mmc:20210604001907p:plain

新規Projectの中にPapyrus - UMLがあったので選んでみた。

ユースケース

f:id:hu2mmc:20210604002610p:plain

なるほどね。流石に有償ツールにはかなわないけど、絵を書くことはできそうです。
SYSMLはどうすればEnableにできるんだろう?New Projectを開こうとするとUMLしか出てこないし・・・・・・


EclipseのModering Toolを見ないと、ダメなのかな?
[f:id:hu2mmc:20210604003432p:plainttps://www.eclipse.org/downloads/packages/release/2021-03/r/eclipse-modeling-tools]

というわけで、こちらのEclipse Modering Tool(2021-03)を落としてきて、
Makert Placeから入れてみることにします。続きは次回f:id:hu2mmc:20210604005438p:plain

1* 意見には個人差があります

WDのHDDに関する備忘録

(発端)手元にWDのHDDが沢山転がっているので、どれがどういう素性か分からなくなった型番であるとかそれらの情報をまとめたカタチで残しておこうと思う。
※まとめるが、整理するとは言っていない(重要)
そういえば2020年くらいからよく言われているCMR/SMRはまだ(個人的に)故障実績がないので気にしていないけど、なるべくCMR派です。SMR/CMRは型番以外に外から見分けがつかないことも多いので、なるべく実情報をもとに記載していこうと思います。

バルクorリテールで入手できる、デスクトップ/NAS向けHDDの現行品ですが、
・WD Blue
・WD Red
・WD Red Plus
・WD Purple
・WD Gold
... 色々ありそうです。

WD Blue

コンシューマ向けの安いやつ、もとWD Green。3.5"をみると今の所のラインナップは5400rpmと7200rpm。とりあえず倉庫用に買うHDDとして定番ですね。

Blueは2021年4月現在で6TBまでしかラインナップがありませんので、WD縛りで8TB以上が欲しい場合はWD Red Proを買うか、後述のWD Elementsのガチャしかありません。
WD RedもBlueと同じように6TBまでしかなくSMR品しか存在しませんので、単純にWDが8TBのSMR品を作れるPlatformを持っていないのかもしれませんね。(邪推) いずれにせよ、WD Red ProかGoldしかWDの8TBオーバーHDDを正攻法でGetする手段はなく、割高になります。

SMR/CMR

CMR/SMRは公表されてて、WDのECサイトに載っています(↓2021年4月現在)
WD Blue PC Desktop Hard Drive | Western Digital ストア
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6TB

6TBが欲しいときはWD60EZRZ(CMR)の一択だったけど、2019年半ば?くらいからSMRのWD60EZAZが出てきて市場にCMR品はもう残っていません。パソコン工房とかでも良く特価になっていて、2018年くらいであれば1万3000円出せば6TBのCMRなHDDが買えたのに・・・仕方ないです。
WD60EZRZ(CMR)/WD60EZAZ(SMR)ともに数台持っていますが、PC内蔵使用で適切なエアフローがあれば40℃前後で安定します。音も静かで良いHDDです。

購入時期と型番

HDD WD60EZRZ-00GZ5B1 2018年7月購入 6TB 5700 CMR
HDD WD60EZAZ-00ZGHB0 2019年4月購入 6TB 5400 SMR ←この時期からSMR版が流通
HDD WD60EZAZ-00SF3B0 2020年6月購入 6TB 5400 SMR

4TB

6TBがSMRに切り替わったので、WD Red Pro(CMRしかない)しかないか・・・と思っていた時に脚光を浴びる(意見には個人差があります)のが4TBで、日本国内ではCMRのWD40EZRZが流通しています。リテールの箱ではWD40EZRZ-RT2で一般流通していて、2021年4月現在普通のECサイトで購入できます。

購入時期と型番

HDD WD40EZRZ-00GXCB0 2018年購入 4TB 5400 CMR
HDD WD40EZRZ-00GXCB0 2019年購入 4TB 5400 CMR
HDD WD40EZRZ-22GXCB0 2021年3月購入 4TB 5400 CMR
HDD WD40EZRZ-22GXCB0 2021年3月購入 4TB 5400 CMR

2019~2021年の感覚値でいうと4TBで価格は8000円切るくらい、特価で6980円とかが出てくるイメージです。
ただし、、、、CMRをこの価格で購入出来るのもつかの間か、

WD40EZAZ(SMR)が出てきた様子です。順当に行くと夏頃までにCMRのモノは流通しなくなるでしょうね。。。少なくともCMR品の在庫処分フェーズはもう終わった感じがあります。

WD Elements Desktop

WD Elementsは主にAmazon.co.jpで買える3.5"外付けHDDシリーズ。2021年4月現在でラインナップは2TBから18TBまであるわけだが、WD Blueが明らかに網羅していない容量の部分がポイント。
WD Elements Desktop | Western Digital ストア
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SMR/CMR

さて上述の通りBlue/Redは6TBまでしかないので、8TB以上は何が入っているんでしょう?という状態になります。
これがHDDガチャなる悪い文明の始まりです。WD Elementsの8TBは16000円前後でAmazonで買えますし、セールだと14000円代まで落ちます。一方でWD Red Plusの8TBは2万円はします。NAS向けなので仕方ない、というかそういう価値を持った製品です。

話を戻しますが、WDには内蔵ドライブでSMRが名言されている8TB以上の製品ラインナップがありません。WD Red ProかGoldしか製品群がないためです。
この外付けシリーズのためにWDがSMRのPlatformを起こすとも思えず・・・WD Elementsの8TB以上には、Blueより上のグレードの製品が入っているんじゃないか?という推測が立てられる訳です。

実際にいくつか購入していますので、下記に記します。

8TB/6TB

購入時期と型番

HDD WD60EDAZ-11U78B0 2020年9月購入 6TB 5400 SMR
HDD WD80EDAZ-11TA3A0 2020年10月購入 8TB 5400 CMR ...(1)とします
HDD WD80EZAZ-11TDBA0 2021年4月購入 8TB 5400 CMR ...(2)とします
:

6TBはお試しで買ったのですが、殻割りしたところBlueと全く同じ見てくれでした。Firmware Versionの形式もBlueそっくりだったので、おそらくWD60EZAZかそれに近い同等品でしょうね、TRIMも有効になっていましたのでSMRで確定です。。。個人的にはこれならBlueを買えばいい(Elementsを殻割りしたところで保証がないので)です。

8TBは今の所2種類が当たっています。

(1) WD80EDAZ-11TA3A0 = いわゆる「ハズレ」だけど...

ヘリウム充填ではない普通の8TB HDD (CMR)です。BlueのHDDに比べると音がうるさい(ちょっとカリカリ音がする)ですが、速度はいい感じに出ます。
難点はクソ熱いことです。Elementsの筐体は鉄ではなくプラでできていて、穴だらけではありますがあまり熱移動が起きません。適当に横置きしてデータの読み書きをしていると45度超えになっていることもしばしば・・・ちょっと注意が必要です。
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※スミマセン、書き込む前のベンチを取れず

これは何者か?
保証がなくなりますが、殻割りしたところR/Nは「US7SAN8T0」でした。
このUS7SAN8T0でググると、WDのDocumentに行き着きます。ここです → (ttps://documents.westerndigital.com/content/dam/doc-library/en_us/assets/public/western-digital/product/data-center-drives/ultrastar-dc-hc300-series/product-manual-ultrastar-dc-hc320-sata-oem-spec.pdf)
そしてこのDocumentはなにか?というわけですが、Ultrastar DC HC320というデータセンター向けのエンタープライズHDDとなります。
f:id:hu2mmc:20210425142552p:plain
Ultrastar DC HC320 SATA Product Manual / ©Western Digital

ネットを漁る感じだと、このR/N「US7SAN8T0」に当該するHDDとしてはWD80EFAX(WD Red Plus)もあるようで、見方によってはNASグレードのHDDを手軽に入手出来るというわけになります。
いずれにせよ、旧HGSTのCMRで8TBなHDDが2万を切る価格でGetできるわけで、発熱に目をつぶればおトクです。もちろん、殻割りしたところで保証はありませんが。。。

(2) WD80EZAZ-11TDBA0 = いわゆる「アタリ」

USBでつないでこの型番が出たらヘリウム充填のあたりHDDです。Crystal Disk Infoでもバッチリ、ヘリウムの文言があります。
11TA3A9に比べるとスピンアップから静かですし、なにより(1)よりも発熱が少ないです。
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まだ殻割りしていないのでR/Nはわからないですが、明示的にヘリウムなのでちょっと殻割りする気にならず。。。もったいないですよね。
また、昨年半ばに一度流通をしたヘリウムモデルとはどうも型番が違うようです。2021年3月くらいから、再度流通しているんですかね?

とりあえず、なにかわかったら追記予定。

Raspi4B+ Boot Sequence の再整理とBoot LoaderのUART出力(補訂)

前の記事(Raspi4B+ Boot Sequence の再整理とBoot LoaderのUART出力 - 備忘録)で書いた、

start4.elfのログはもしかたら出せるんでしょうかね?もう少し調べてみましょう。

の件ですが、あっさり(?)見ることが出来ましたのでメモしておきます。

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