個人的minicomメモ
Raspberry Piやその他組み込み機器で、シリアルコンソールとしてUARTなどを見るときに、minicomを使うことが一般的かと思います。
ただ、そんなminicomも日本語環境で使うと設定画面その他が崩壊したり、色々と困ります。
というわけで、個人的な設定やその他のメモを記載。
つかっているOSは、Ubuntu18.04日本語版です。
まず、とりあえずmanを見よう。
>>http://manpages.ubuntu.com/manpages/bionic/man1/minicom.1.html
起動コマンド
個人的にはこの起動コマンドに落ち着きました。
sudo LANG=C minicom -D /dev/ttyUSB0
- LANG=C指定すると、日本語環境でも英語表示で起動します。指定は「C(POSIX)」であって、これは"英語で表示する"という意味じゃなくて「そのまま表示する(翻訳しない≠英語表示)」という意味になるそうです。少なくともminicomが意図したロケールになるそうで、設定画面が崩壊するのは回避できる。
- Dはデバイスファイルを指定、--deviceでもおんなじ挙動。minicomでコンフィグファイルを指定しても、何故か/dev/tty8になってしまうことが多くキレかけたので指定してます。dflに設定をできるはずなんですが、うまく読めない(デバイスが/dev/tty8になってしまう)のはなんででしょうか。
その他雑多メモ
- 終了コマンド
Ctrl+A -> Z -> Q -> [Yes]
- タイムスタンプを出したい
これは起動時には設定できないみたい。起動後に、
Ctrl + A > N
でタイムスタンプを(入れるか含めて)切替可能。
これはmanからの引用
N Toggle between three states, whether each line is prefixed with current date and
time, a timestamp is added every second, or no timestamps.
初期値は3番目?なんでしょうか。