第2世代Ryzen自作PCのパーツ選定
自作PCを作りたいので楽しいパーツ選定をします。
ウチの場合外せない重要な条件としてストレージの接続数のキャパがあります。SATAの3.5'HDDにRAW画像のデータを貯めこんでいたりするので、Main+Backupのドライブとして最低限HDDが2台、5インチDVDが1台(+1台)、Temp用のSSDが1台と最低4ポートSATAが「同時に」使えないと話にならないわけです。時折データ交換のためにオフラインのHDDもつなぎますから、できれば5~6ポート位あると楽です。
というわけで、マザーの制約条件をクリアするのにどうやって調べようかと思い価格コムの詳細検索を叩いてみたものの
なーんだこんなに選択肢あるなら余裕じゃねーか
と思いましたが見事に罠がありました。
今時のマザーボードにはM.2なんてスロットが存在してそこにNVMeのSSDを刺せる様になっているらしく、このスロットにM.2のSSDを刺すと条件次第ではSATAポートと排他になるみたいな罠があるんですね。これは全く知らなかったので驚き。しかもこれ、ミドルクラスのH370だったりB450あたりでも当該条件の製品が結構多くて悩みどころだったりします。
上の画像ん中にある、ASUSのB450マザーなんか鉄板そうでよさそうな気もしますが、
公式ページのspecificationsを見ると・・・
M.2を刺すとSATA_5/6が排他で使えなくなる!
大体のマザーが6ポートもしくはそれ以下しかSATAポートを持っていないでしょうから、起動ドライブで使うM.2SSDを1本刺したら4ポートしかSATAが使えないみたいな製品になるようで、これは悩みどころです。
(んでもってこの手の排他条件ってIntel/AMDどっちでもあるんですね)
もはやマザーボードから選んでもいいかもしれない、、、と悩んでいたらこんな製品が出現。
しかもこれ、M.2が2スロットあって1番はPCIe4番排他、2番には何も刺さなければSATAポートは6ポートフルで使えるという見事な条件です。グラボ2本とか刺す用事は全くないですし、M.2の2本目を刺すときもPCIeのSSDなら特段SATAには影響しない様子。何よりSATA6本横並びなのがウレシイ。
B450なのにどうやってSATA6本生かしてるんだと思ったら、これASMediaのチップを別に積んで対応してるんですね。さすがASRock。
出始めで高い気もしますが、高耐久だしってことで目をつむります。
というわけでマザーはASRock B450 Steel Legendに決定。
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マザーがB450に決まったので自動的にCPUはRyzenです。いやいや出来レースですよね?
2019年3月現在でRyzen選ぶなら当然2000シリーズになるわけで、RAW現像もするわけですからコア数は6か8が良いだろう、そうすると選択肢としてはRyzen5かRyzen7です。
Ryzenも3世代目が夏に出る(ホント?)っていう事で、変に妥協してRyzen5にすると後々少し後悔しそうかなぁ、ということでRyzen7に内定。いやいや出来レースですよね?
Xの有無は調達するときの予算次第で決めましょうか。そういえば、予算について書いてませんでしたが、10万位で済むだろうって適当に考えてます。
メモリは価格変動もある上に、最悪増設もできますし調達するときに適当に16GBを選べばいいかなと。
あと決められるの
は電源
個人的な好みで
hecの600Wにしました。これで組んでダメになったみたいな話はあんまり聞かないですし、知人よりオススメされた(5年位前ですけど)ので決めた次第。
Ryzen7 2700Xの可能性があるのと、VGAは別刺し前提、かつSATA電源が5以上あるとなるとやっぱり容量の大きい電源にせざるを得ませんね。
ここまで決まった部品をまとめると以下の通り
ざっと7万くらいでしょうか?
あとは何とかなるだろう、ってトコで買い出しに行きます。
(続く)