備忘録

趣味に生きるオタクの備忘録

Koreの導入(Kodi/Raspi4)

これ↓の続き。
KodiとRaspiを使って、普通の液晶モニタを動画再生できるようにしてみる - 備忘録

このときは、リモコンがついているモニタ(IOデータ EX-LDGCQ241D)を使っていたので、Kodiの操作はリモコンからの制御信号をHDMICEC)で送っていた。
だけど、リモコンがついているモニタも少ないし、それならテレビで良いんじゃね?っていう話になりそう。EX-LDGCQ241Dの解像度がWQHDなので、ただのメディアプレイヤーとして使うには少しもったいない。
そこで、リモコンの制御信号をCECで伝送できない(=普通のPCモニタ)でKodiを制御できる仕掛けはないかな?と思っていたら、KoreなるAppを見つけた。

Kore
Kore, Official Remote for Kodi - Apps on Google Play
我が家はiOSバイスは皆無で、ハンドヘルド系はAndroidバイスしかないので、Playストアにあることしか確認できず。
こいつは何かというと、Wi-Fi経由で、Kodiを操作できるシロモノ。つよい。
つまり、モニタにリモコンを向けて・・・という操作は不要。なによりCECとか色々考えなくていいので、普通にモニタ(とスピーカ)があればOK。
お試ししてみましょ

用意するもの
・余っている適当なスマホ(Kodiを入れる)
・Raspi4 ModelB(LibleElecインストール済) ※前の記事だとRaspi3B+
・モニタ
HDMIケーブル
無線LAN(環境ごと)
・再生するもの

うちの再生環境、トポロジをまとめてみた。

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Kodiの制御
KoreをPlayストアからインストール後、Kodiが同じネットワークで動いている状態でKoreを立ち上げると、Kodi(サーバ)を探しに行ってくれる。

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すでにKodiを見つけられている状態の画面がコレ。
十字キー相当、戻るなどのキーがあり、スマホから操作できる。物理的な感触はないけど、反応は結構いい感じ。慣れは必要かなー・・・

あと感心したのが文字入力。右上の:のところから、文字を送るための機能が呼び出せる。普通のリモコンだと、数字キーに文字を割り当ててにらめっこしながら入力・・・になるんだけど、普通にスマホで文字を入れて変換した状態で送れちゃう。
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KodiのアドオンでYoutubeがあるんだけど、検索するのも結構ラクになるので、これは使える。。。

それと、電源の制御(サスペンドはRaspi4じゃできないけど)もできる。
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ただ、問題は電源を切った後の処理。Raspi4の電源投入のトリガはUSB-Cケーブルの抜き差し(だと思っている)ので、電源切った後の再起動はケーブル抜き差しが必要。
Wake-up-LANとか使えりゃ良いんだけど、電源入れっぱなしだと結構発熱しちゃうし、この辺は宿題。

とりあえずLAN越しにメディア再生可能な環境が作れたので満足。